こんにちわ。あいかです*
わが家は寒冷地(北海道)に住んでいるので、暖房器具が必須アイテムなのですが、数ある暖房器具のなかで、我が家はパネルヒーターを採用しました。
パネルヒーターを採用した理由と、実際に気になるであろう、1か月の暖房の料金を公開します*
Contents
パネルヒーターとは?
まずはパネルヒーターについてご説明しましょう*
パネルヒーターとは。。。セントラルヒーティングのことです。

なにそれー。
この、なんかポールみたいなやつ。これがヒーターです。
わが家は温水タイプ式のセントラルヒーティングです!
北海道に住んでいるとよく聞く言葉なのですが、寒冷地以外は馴染みがないですよね。
セントラルヒーティングとは?
ボイラーのような熱源を設置して、そこで熱をつくり、家中に届ける仕組みになっています。
わが家の脱衣所にボイラーが設置してあります。この存在感抜群のやつ。下の箱です。(ちなみに上は給湯器)
給湯器も存在感抜群。。。
温水パネル式というのは、不凍液をボイラーで温めて、それを家中にある金属製のパネルへ循環させ、家中を暖めるという仕組みのものです。
この下の四角い箱で不凍液を暖めて、家中に設置しているパネルに流して、家中を暖めていきます。
金属製のパネルはこれです。この横型のものは寒冷地ではよくある普通のタイプです。
右側のメモリが0から6まであって数字を大きくすれば、暖かくできます。
このパネルヒーターは各部屋の窓の下についていることが多いです。窓からの冷気を暖める役割もあります。
わが家のパネルヒーター
先ほどトイレのパネルヒーターを紹介しましたが、その他にも全部で10個のパネルヒーターが付いています。
洗面スペースのパネルヒーター
こちらは玄関横のパネルヒーターです。リビングドアを引き戸にしたために、スペースがとれずに、縦型になりました。
リビングとダイニングのヒーター
リビングとダイニングにも縦型のヒーターが付いています。
こちらはリビングの壁につけたヒーター。
こちらはダイニングとリビングの間の壁につけたヒーターです。
こちらも玄関と同じく縦型のヒーターです。リビングに壁がなく、横型がつけられなかったので、縦型になりました。
建てる前に設計士さんから、スペースがとれないので、縦型のヒーターになります。って言われたときは、正直不安でした。縦型のヒーターって、モデルハウスなどでもあまり見たことがなかったので、壁一面にヒーターって大丈夫かな?と心配していましたが、横型のヒーターよりホコリなどのお手入れもしやすく、そこまで悪目立ちしていないのではないかなと思います。
そのため、我が家のようにスペースがなくて縦型のヒーターしか設置できないけど心配だなと思っている方は、参考にしてほしいなと思います。
お部屋のヒーターをご紹介
ヒーターって寒冷地では各部屋につけるんですけど、意外とヒーターの位置ってこだわらない部分ですよね。どんな暖房をつけようかな?ってことはよく考えますが、いざヒーターをつけると決まったら、つける位置は設計士さんにおまかせ!って方も多いはず。
わが家も、プランを見て確認はしましたが、特に変更などもせずに、そのままOKで進めました。
しかし、実際にヒーターがつくと。。。あ!ここじゃなくてこっちにすればよかった!って思う部分もあったので、設計時に見落としがちなポイントを、各部屋のヒーターと共にご紹介します。
寝室のヒーター
寝室のヒーターです。基本的にヒーターは窓側に設置することが多いようです。
ヒーターがあると、壁に家具などを寄せることができないので、事前にベッドをどの位置に置くかは考えてみたほうがいいかもしれません。
子供部屋のヒーター
まずは娘の部屋のヒーターです。
気づいたでしょうか。アクセントクロスのところにヒーターがついてしまってます。そうです。ここが見落としがちなポイント!
アクセントクロスの位置を確認する*
実際に設計図でみると、このように、ヒーターを設置する場所が書かれているのですが、アクセントクロス自体の記載は別の設計図に書かれているので、ぱっと見ただけでは、見落としがちになります。
これがヒーターのプランです。黒い線がヒーターの位置。この状態でアクセントクロスをなかなか想像できない。

建てる前に3Dなどでシュミレーションすればよかったなぁ。想像力だけでは、限界があるし、見落としも多い。。。
息子の部屋の方はちゃんと白い壁の方についています。子供部屋は、2か所に窓がついているので、アクセントクロスがない壁にもヒーターを設置可能でした。
1階洋室のヒーター
入居前の画像。奥にヒーター見えますかね?まだ赤いシールついている。
ランドリースペース
2階のランドリースペースです。
こちらも普通の横型のヒーターです。
パネルヒーターの使い方
実際にパネルヒーターをつけてみての感想を。どうにか、家の中を暖かく、でも光熱費は抑えたい。そのちょうどいい具合を探るべく、入居1年目、2年目、3年目で、いろいろ探ってみましたよ。
2016年*入居1年目
まずは、パネルヒーターは、つけてから家全体が暖まるのにかなり時間がかかります。そして、ヒーターをつけて、温度を上げる時に一番光熱費がかかるとのことだったので、寒いなと思ってヒーターをつけたら、冬の間はつけっぱなしにしてください。と言われたいたので、1年目はその通りにしました。
夫婦共働きのため、日中は温度を下げて、帰ってきたら温度を上げることにしました。
1年目スタイル
- 日中の温度・・・30度
- 帰ってきてからの温度・・・50度
使っていない部屋はパネルヒーターの設定を0にして、ドアを閉めきる。(主に2階の子供部屋)
こんな感じで1年目は過ごしました。灯油代が一体いくらになるのかが分からなかったので家に帰ってきてからも温度はそこまで上げずに過ごしていました。
さらにリビング階段の寒さ対策も、1年目はしていなかったので、かなり寒い印象でした。
《リビング階段の寒さ対策の記事はコチラ》

こんな感じでパネルヒーターを使っていたのですが、気になる1か月の灯油代は。。。。
大体、毎月このくらいの金額でした。
2017年*入居2年目
2年目の冬は、家にいない時間はパネルヒーターを消してみたらどうなのか?ということで、こまめに電源を切ってみることにしました。
2年目スタイル
- 日中はヒーターの電源オフ
- 帰ってきてからの温度・・・50度
1年目と同じく、2階の子供部屋はヒーターを0に設定して、ドアを締め切る。

ヒーターを消すと、家に帰ってきてからがとても寒い。この実験は早急にやめたかったんですが、光熱費が安くなるなら!と頑張って耐えました。
家が暖まるまでに時間がかかるので、エアコンをかなり使いました。そして、あまりに寒かったので、階段にカーテンをつけて寒さ対策をしました。
気になる2年目の1か月の灯油代は。。。。

灯油代の値上がりが多少あったこともありますが、値段が上がっている。。。あんなに寒い思いをしたのに、全然安くなってない!
やっぱり、ヒーターをつける時に光熱費がかかるようなので、(最初に言われてたやつ)ヒーターはつけっぱなしにすることに決定です。
2018年*入居3年目
ヒーターをつけっぱなしでも、電源を切っても、灯油代はそこまで変わらないということがわかったので、3年目はヒーターはつけっぱなしにすることに。
- 3年目スタイル日中の温度・・・30度
- 変えてきてからの温度・・・60度
2年目で、温度を押さえてエアコンを多用して電気代が上がるという事態がおきたので、ヒーターの温度を上げて、エアコンの使用頻度を減らしました。
さらに、子供が小学生になったので、2階の子供部屋で遊んだり、寝ることも増えてきたので、2階の全部屋にヒーターをいれました。
気になる3年目の1か月の灯油代は。。。

あまり金額はかわらない!でも今までで一番、部屋が暖かかった!
工務店の言葉を信じよう
パネルヒーターは我が家の場合は灯油を選びました。灯油の値段が下がっていたこともあるのと、我が家の地域は都市ガスの地域ではなかったので、ガスだと高くなってしまうためです。
電気料金も高くなっている時期だったので、灯油を選択しましたが、1か月に灯油代だけで25,000円はかなり痛い出費ですよね。
節約するためには、ヒーターを消すしかないので、なかなか節約しにくい部分ですが、中途半端に温度を下げても寒いだけで、そこまで金額が変わらないということも体感したので、あまり節約を意識せずに、エアコンの使用を控えて、電気代の節約に励みたいと思います。

賃貸時代は灯油の値段が高くて1か月5万とかかかっていました。寒冷地手当が一応でますが、全然足りない。。。
あのころに比べるとマシかも。。。
灯油代が上がらないことを祈り続けます*