こんにちわ。あいかです*
注文住宅の醍醐味といえば、自由設計ですよね。自由といっても生活しやすい間取りとなると、いい意味で普通の間取りになりがちですよね。
あれ?わざわざ注文住宅にしたけれど、けっこう普通の間取りになってしまったって思う方もいるはず。やっぱり、大胆な間取りは勇気がいりますよね。でも間取りで重要なのは部屋の形だけじゃないんですよ。
わたしが注文住宅だからこそおすすめしたいのが、収納ですっ!!
注文住宅だからこそ、好きな場所に好きなだけ収納が作れちゃうんですよ。賃貸住宅では。。。

あー。ここに収納があれば便利なのになぁ。
逆になんでここに収納が???
え?奥行きなさすぎて何も置けない。。。
このように、自分の思った通りに収納が付いているってほうがめずらしいくらい、使い勝手は微妙ですよね。
注文住宅だと、自分の好きな場所に好きなだけ収納をつけることができるんですよ!!!大きさや奥行きも、自分で決められます。
収納の間取りが成功したら、住みやすさは抜群になると思います。しかし!!収納の間取りの失敗談もよく聞きます。
今回は、収納の間取りを失敗しないためのポイントをご紹介します*
Contents
よくある収納の失敗例
まずは、よくある収納の失敗例です。
失敗例①収納をたくさんとったつもりなのに、足りなくなった
新築時に、収納はたくさんあったほうがいいよね。って誰でも思いますよね。私も、間取りを作る際には、土間収納にファミリー玄関やウォークスルーのファミリークローゼット、キッチンにパントリー、洗面台は2人並べるスペースでミラーに収納をたっぷり。。。。と妄想を膨らませていましたw
しかし実際に家の間取りを作ってみて、がっくり。。。収納をたくさん作りすぎると、住居スペースが小さくなる!!!

家の大きさを無限に広くできるならいいんですが、もちろんそんなことはできないので、収納スペースをどんどん削るはめに。。。収納スペースには住めないしね。仕方ない。。。
実際に住んでみると収納が思ったよりなかった。という失敗が多いようです。賃貸時に、不要なものを捨てるので、大丈夫かな?と安易に考えずに、将来子供が成長して荷物が増える可能性などを考えて、多めに作りましょう。
一般的には床面積の12%が収納の目安になっています。
失敗例②収納が使いにくい
一般的に、収納は床面積の12%と言われていますが、それをクリアしていればいいというわけではないんです。
たくさん収納をつけたけれど、使いにくい収納だと、せっかく収納をつけても無駄になってしまいます。
我が家の場合は。。。階段下収納が、奥行きがありすぎて使いにくくなってしまいました。階段の場合は横からのドアにした方が使いやすいという情報は持っていたんですが、どうしても、洋室の壁を残したくてこの形になりました。

階段下収納は横から出入りできる方が使い勝手はいい!
でも、我が家の間取りだと、横に階段下収納のドアを持って来たら、横の洋室の家具が置けなくなるんです。。。
1面は窓。片方の壁は押入れ。そして、オープンになっていて手前側には壁がほとんどない。この部分の壁がないと、家具の配置に困るな。と思いました。
これを改善するのは、階段の位置から決めなおす必要が出てきます。。。
もともとオープン階段の予定がギリギリで普通の階段に変更した我が家。間取りはほぼほぼ決定した後での変更は、正直めんどくさいな。。。と思ってしまいました。当時の感情をうまく表せないけど、いろいろ考えることが多くて、めんどくさい。っていう気持ちが出てきちゃうんですよね。これ、注文住宅あるあるだと思います。

ここでめんどくさがってはダメって、あとになって思うパターン。当時は気持ちに余裕がありませんでした。結局、収納についてはイマイチ納得ができていないまま、間取りが決まりました。
収納を失敗しないためのポイント
ただなんとなくで収納をつけてしまうと、住んでみてから収納に不満を感じることが多いはずです。せっかく注文住宅なので、自分たちが使いやすい収納にしちゃいましょう!
ポイント①収納したいものを場所別にリストアップ
玄関、キッチン、リビング、などなど、場所別に使うものをリストアップしていきます。場所別にリストアップする理由は、使うものの近くに収納があると便利だからです。玄関で使うものは玄関に、キッチンで使うものはキッチンに収納しておくと、取り出しやすく、片付けやすい!
例えば、玄関では、
- 夫婦の靴
- 子供の靴
- 傘
- 鍵
- パスケース
- 印鑑
- スリッパ
- 子供の外遊び用おもちゃ
- ほうきとちりとり
- マスク
- ティッシュ
- ベビーカー
こんな感じで、使うものをリストアップしていきます。花粉症の方は玄関にマスクとティッシュがあると便利ですし、鍵を置くスペースを作っておくと、鍵をなくしたり、探したりする手間が軽減されます。

我が家の場合は、玄関横の土間収納に雑誌や段ボールを回収日までまとめて置いておくので、玄関に紐とハサミがあると便利なので収納スペースを作りました。
ポイント②収納の高さ・幅・奥行きを決める
収納するものが決まったら、収納の高さ・幅・奥行きを決めていきます。
高さも、高すぎる位置だと、使いにくいですよね。高い位置にはシーズンオフの靴を収納したり、季節もの(ビニールプールや浮き輪、そり、などなど)を収納する。使いやすい位置に、よく使うものを収納するように考えます。
奥行きは、取りすぎると無駄なスペースになってしまうので、収納するものにあった奥行きにするのがいいですよ。
一般的には。。。
- 布団・・・80~90cm(我が家は三つ折りにするので65cm)
- 衣類・・・50~75cm
- 食器・調理器具・衣類・・・40~45cm
- 文房具・書籍・・・30~35cm
- CD・・・20~25cm
- トイレットペーパー・文庫本・・・15cm
あくまで目安なので、実際に収納するものに合わせて決めてくださいね。収納ケースを使う場合は、ケースの奥行きに合わせて決めるのもアリですよ。
我が家の洗面所収納は、ダイソーのケースを使う予定だったので、奥行きを30cmにしました。奥行きがぴったりで大成功!

我が家の場合は布団を三つ折りにして収納するので奥行き65cmでよかったのに、細かく奥行きを変更しなかったので、89cmもありました。24cm分部屋を広く使えたかもと思うと、もっとチェックすればよかったなーーーと思います。
ポイント③収納の扉について考える
収納の扉って意外と重要なんです。
まずは扉をつけるかつけないか。扉をつけると多少中がぐちゃぐやでも、扉を閉めてしまえばスッキリ♡でも、物を取り出すときに、扉を開けるというワンアクションが増えるので、場所によっては不便なことも。。。
個人的にはリビングや玄関などの、お客様から見られる場所には扉をつけて、脱衣所や寝室など、家族しか使わないようなプライベートな場所には扉がない収納が使いやすくておすすめです。

生活感をなくすには扉があったほうがスッキリ見えますが、扉があるから中がぐちゃぐちゃってことも。。。w
自分の好みや性格なども踏まえて決めてくださいね。
扉の種類も重要です。我が家は折れ戸を多く採用しています。その理由が。。。ズボラなので、ドア開けっ放し問題。w
私の場合は、収納に扉をつけて、全部隠す作戦にしました。リビングやキッチンが散らかっていても、とりあえず収納に突っ込んで乗り切れるかなと。。。w
実際には、扉があることで、すっきり見えます。←あたりまえ。
壁紙が白で、収納の扉も白でそろえたので、それが大成功でした♡
人が来たときは、まあそれでいいんですが、普段は、扉を開けるというワンアクションがどうにも面倒で、家中の扉は開けっ放し状態。
開き戸だと、開けっ放しにしたときに、扉が邪魔になっていろいろぶつけそうなので、折り戸にしました。w
折り戸のデメリットとしては
- 折りたたんだ部分がデッドスペースになる
- 扉の裏を有効活用できない
扉の折りたたんだ部分が横にたまるので、引き出しタイプの収納ケースは使いにくいですね。引き出すと、ゴンってぶつかります。収納の横幅にゆとりがあればうまいことして使えるとは思います。
開き戸タイプだと、扉の裏側にプリントを貼ったり、掃除グッズをひっかけたりできますが、折れ戸だと無理ですね。

ドアだけじゃなくて、収納の扉もしっかり確認しましょう。ドア同士が干渉しないか、扉を開けた時に、通路は確保できているかってことも大事ですよ。
ポイント④収納に余裕があるか
収納にありがちな失敗として、今現在の状況で収納の量を決めてしまうことです。例えば、子供が産まれたら?成長したら?どんどん荷物は増えていきます。
歳を重ねるほどに、物が増えていくんですよね。例えば、子供が野球を始めたら、ユニフォームや野球のかばん、バット、ボール。。。
これから収納するものが増える可能性も考えて、収納はぎゅうぎゅうではなく、余裕をもって作っておくことが大事なんです。

収納に余裕がないと、片付けるのも面倒になってしまうんです。
例えば、洋服のタンスに服がぎっしり入っていたら、洗濯した洋服を入れるのにも苦労しますし、違う服を取り出しにくい。。。ので結果出しっぱなしに。。。
気をつけたい収納の落とし穴
- 家の中で収納に偏りがないか
- 収納だらけで家具の配置は大丈夫か
- 棚などのオプションはできるだけ最初からつけるのがおすすめ
収納は家全体の12%と言われていますが、1階に収納がほとんどなく、2階に収納たっぷり。など、家の中の収納のバランスは大丈夫ですか?
収納は、しまいこむのではなく、出し入れする部分なので、取り出しやすいことが重要なんです。使いたいときにサッと取り出せるところに収納がありますか?
窓と収納に囲まれて、テレビやソファなどの家具を壁に寄せることができなくなってしまわないように、家具の配置も考えてくださいね。
収納はつけたけど、棚は、住んでからつけようと思っている場合は注意です。DIYなどで計画性をもって作る場合はいいですが、住んでみてからでもいいよねと、可動棚を自分たちで付けようと思っている方いませんか?

それはまさに私!入居後に可動棚をつける予定が、引っ越しやなんやかんやでかなり後回しに。。。
そして、収納に棚がないと、うまく収納できないので、結果ものが出しっぱなしに。。。入居後3年以上たった今も、土間収納の可動棚はまだ完成していません。w
物が出しっぱなしってストレスになるんですよね。いずれ棚をつける予定なら、新築時に付けてもらった方が、引っ越し時にスムーズに収納できるので、絶対おすすめです!
おわりに
間取りでの失敗に多い、収納についてご紹介しました。
収納って奥が深いんですよね。我が家も大成功の収納もあれば、イマイチな収納もあります。正直、失敗と思っていたら成功!っていうのもあります。w
生活スタイルは人それぞれなので、この収納便利そう!と思ってやってみたら、上手くいかないこともあるんですが、まずはこの4つのポイントをしっかりと押さえれば、大失敗ということは避けられるのではないかと思います。
場所別の収納についてはまた別記事に書く予定ですので、お楽しみに♡
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